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その年によって微妙に変わる渡り鳥の情報。
今秋はハギマシコの話題で賑わっています。
場所はどこなのだろう?と思いつつ、ぼっちバーダーは見当をつけて早朝に出発。

思っていた場所にはバーダーさんが10人以上いらっしゃったのでビンゴでした。

しかしここからが長かった~。
鳥影もなく声も聞こえずで諦めた大部分のバーダーさんが去った後に、ハギマシコの大群がやってきました。

待っててよかった!
枝止りで5分以上じっとしてくれたのでじっくり観察することができました。
※画像クリックで少し拡大します
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脇の部分がきれいな赤紫色なんですね。
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途中こちら向きに止まり直してくれたのでお腹部分も見ることができました。
色が上手くでていませんが、羽がウロコ模様になっています。

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木の上で十分に安全を確かめた後、地面に降りて採餌をし始めました。
脇に赤紫色(萩の花色)が出ているのが♂だそうです。

今日は珍しく午前中に目標達成できたので、浮かれて帰ってきました。

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久しぶりの休日なのでのんびりしようかと思っていたものの、やっぱり鳥が見たくてソワソワ。
遅めの出発でため池に出かけました。

初めてのヒシクイ。
大きい鳥ですが遠い~。


近くにはマガンもいました。
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雁(カリガネ)と聞くと落語雁風呂を思い出します。
私は眠れない時イヤホンで米朝古典落語を聴いているのですが、鳥が登場する噺もいくつかあって「雁風呂」もそのひとつです。
この噺では、カリガネは渡りの時柴をくわえて飛んできて、休憩するときはその柴を海に浮かべそこに止まって羽を休めるというのですが、そもそも柴など浮かべて止まらなくても水鳥なのだから浮けるじゃないか…とツッコミをいれたくなります。笑


今季初めてのタゲリがいたものの、待てど暮らせど起きなかった。
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他にも羽に頭をつっこんで寝ているダイサギだと思っていた鳥はヘラサギでした。
短時間でしたがいろいろ見つけられて楽しかった~。
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3日めは島原からフェリーにて天草へ。


天草下島の海岸線を南下して世界文化遺産の埼津集落へ。
ここは少し前のブラタモリで見て訪れたかった場所です。
路地にはネコがいっぱい。
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突然小さな教会が現れます。
禁教期には踏み絵が行われていた教会の内部は畳敷きでした。


天草ってもっとこじんまりした島々かと思っていたのですがとても広くて、その後天草上島、大矢野島と抜けて熊本市内に入るころには夜になっていました。



4日目(最終日)の午前中は、熊本在住の古い友人に会う約束をしていました。
なんと35年ぶりの再会です。
少し緊張しましたが、お互い歳はとったものの出会って話せば昔と同じでした。
友人はパソコンもスマホも持たない人なので、年賀状での数行の文章でお互いの近況を想像する仲です。
今回、会いませんかの約束をするため、絵はがきを出したという連絡の取りにくい友人です。笑
でも今時つながりすぎない友人が自分にとって心地よいと感じました。
つもる話がありすぎたような、でも充分伝わったような…名残りを惜しみつつ別れました。
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そんなこんなの楽しい旅も終わりました。
他人にあげるお土産は別として、自宅用に買ってきたお土産がこちら。
出汁の材料。地味すぎるわー。

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私の住む地方には干潟というものが少なく、ため池や海岸で数羽のシギ・チドリしか見ることができません。
佐賀県南部の有明海奥部北岸にある泥干潟はシギ・チドリの渡来数が日本一とのことで、NHK「ワイルドライフ」のような光景を見たさに出かけました。
こちらの施設はボランティアガイドさんもお願いできるとのことで、事前に予約させていただきました。

普段海でシギなどの探鳥をする場合、潮見表で干潮の時間目指して出かけますが、この干潟は干満の潮位差が6mほどあり、干潮の時間には鳥たちが遥か沖合に行ってしまいます。
なので、ここでは潮位が5mを超える満潮前後1~2時間が野鳥観察できるタイミングです。
※潮見表は「ひがさす」ホームページ参照

右を見ても干潟・・・(赤い色は海生植物シチメンソウで今は紅葉で赤く色づいています)
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左を見ても干潟・・・、延々と続いています。
私は夫のヒンシュクをかいながらキャリーバッグに長靴を入れてきたのですが、大潮の日以外不要なんだって~。

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ボランティアガイド申込書にはガイドを希望する項目があり、私たちは「飛来する野鳥」を希望したら野鳥の会会員のガイドさんが来てくださいました。
心強いガイドさんの案内で干潟に出ました。
シギもチドリもカモもいっぱいいるのだけど、柵から見るのでちょっと遠いかな~。(干潟へは入れません)
双眼鏡では無理な距離で、スコープがないとはっきり見えません。


ガイドさんの説明では、手前に沢山いる小さいシギはハマシギだそうです。
奥の方には大型シギやツクシガモ、クロツラヘラサギくらいしか判別できませんでした。
これで満潮です。(この日は潮位5m)
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クチバシと脚が泥んこ…
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ハマシギの群れの一部が何かに驚いて飛び立ちました。
こんな光景に憧れていました。
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有名な有明海のムツゴロウも初めて見ました。
大きいものは体調20cmくらいで、青い斑点があり飛び出した目がカワイイ!
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見ているとムツゴロウには縄張りがあるようで、入ってきたトビハゼなどを激しく追い払う時ヒレを立てていました。
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からの~、



「ムツゴロウ定食」
真っ黒になったムツゴロウの煮つけですが、焦げたのではなく市場では生ムツゴロウではなく、焼きムツゴロウに加工して売っているのだそうです。
ムツゴロウは、意外と太い骨がありましたが味は良いです。
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こちらは「クチゾコ(舌平目)定食」。
舌平目は肉厚で美味しかった。夫と時々とっ換えながらどちらもいただきました。
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東よか干潟では、数人のバーダーさんもいらっしゃったので近くの探鳥地など教えてもらいました。
この干潟は、大潮の日カメラマンがいっぱい訪れるとのことです。
本当にいつまで見ていても見飽きることがない鳥たちでした。
その後、有明海に沿って移動し、時々探鳥しながら長崎へと向かいました。

3泊4日で九州に行ってきました。
往復熊本空港を利用し、九州をレンタカーで移動する気ままなふたり旅です。
飛行機で出かける旅はあっという間に目的地に到着する為、遠くへ来た感がなかなか出ません。


なので、私にとって熊本といえば「いきなり団子」。
とりあえずかけつけ一個いってみました。
夫の感想は、「家で作ったものと同じ」だそうです。
家族みんなが好きなので私もたまに作ります



その後、カルデラの外輪山を走る定番コースをドライブ。
阿蘇というのはひとつの山を指すのかと思いきや、見えている山ぜ~んぶ阿蘇なのでした。
山を登ったかと思えばまた下り、途方もない広さなのでいくら走ってもまだ阿蘇が続きます。
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阿蘇駅には、電車に疎い私でも尋常ではない雰囲気を感じる電車が停車していました。
これが噂に聞く「ななつ星」ですか。



道の駅では、またもやいろんな種類の「いきなり団子」達を発見。


昼食後、まだまだ阿蘇は続きやっと火口へ。

火山シェルターがちょっと怖い。
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火口にて2回目の いきなりタイム。
右はふつうの「いきなり団子」で、左は「いきなり万十」。
中身はどちらも粒あんとサツマイモですが、皮の部分がモチモチかフカフカの違いでした。
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阿蘇を十分走ったのでこの日は終了。
明日は今回私が一番楽しみにしている佐賀県の東与賀干潟でシギ・チドリを見ます。
めっちゃ楽しみ!


久しぶりに実家に帰省しました。
近所の紅葉はひっそりと見頃を迎えていました。



紅葉もいいけど、目は自然と鳥を探してる。笑
一本の木に10羽くらい小鳥が集まっていました。
エゴノキの実が好きなヤマガラ軍団でした。

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秋も深まり、貯食に忙しそうなヤマガラでした。
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