fc2ブログ

この森にはコノハズクの他にアオバズクも営巣していて、昨日巣立ちしたという1番ビナを見ました。
コノハズクのヒナとは一日違いの巣立ちビナなのに、こちらはもう立派なフクロウに見えます

アオバズクも昼間は全く動きません。
撮っても撮っても同じ写真ばかりです。笑
DSC_4715.jpg


アオバズクの巣箱近くにもライトが設営されていて、夜になるとこちらの様子も見ることができました。
今夜あたり巣立つといわれる2番目のヒナが顔を出していました。
親鳥がさかんに巣立ちを促しているらしかったのですが、このヒナはなかなか巣箱から出ませんでした。
DSC_4992.jpg


翌朝4:30頃、アカショウビンのキョロロロロロ~という声で目が覚めました。
残念ながらバンガロー周辺はまだ暗かったので探鳥は無理。
アカショウビンの声は10分以上続いていたと思います。

朝の気温は19℃。
下界の猛暑が嘘のような涼しさというか肌寒さです。
本当はアカショウビンの時期にこの森に来たかったのですが、思いがけないフクロウ観察の2日間となりました。
それはそれで初体験のワクワクした時間を過ごすことができ、久しぶりの鳥三昧に満足!


スポンサーサイト



フクロウを見に行ってきました。
恥ずかしながら自分はフクロウに関して何も知らず、フクロウカフェでフクロウの頭をなでたことがあるだけです。

現地まで1台の車にも出会わない山奥のブナ林へ出かけました。
ところが到着するとそこはバーダー天国でした。

初フクロウ観察は勝手がわからずモタモタしていたところを、親切に教えていただきました。
コノハズクという日本最小(全長20cm)のフクロウが営巣していて、巣立ったばかりのヒナが見られるとのこと。

コノハズクのオスが高い木の上にいました。
コノハズクの中でも赤色タイプの個体とのこと。
時々目を開くだけでまったく動かず、まるで小さなぬいぐるみです。


こちらはペアのメスです。
場所はオスと近いものの、超わかりにくい場所にいたメスを見つけて教えてもらいました。
そして両親のず~っと下の木には巣立ちしてまもないモフモフのヒナがいました。
大きさはテニスボールくらいです。
こんなワタワタのヒナが巣から出てきていいんですか?
地上から3mくらいの枝にいたのでヒナの写真はノートリミングです。


日中は動かずほとんど寝ていますが2時間に1回くらい目を開けます。
エンジェルポーズのヒナ。

日中動かないフクロウを見続け、夕方になったのにバーダーさん達帰る気配がない…、なぜ?
というか、増々バーダーが増えてる。
ここはバンガローが10棟あり、私達はたまたまキャンセルがでた1棟で泊まる予定なのですが…

日頃の早朝勝負のバードウォッチングと違って、夜行性のフクロウはここからがメインイベントらしいことがわかってきました。
バードウォッチャー用ライトも設営されていてストロボ不要です。
IMG_7069.jpg


日が暮れるとコノハズク親がヒナに餌を運んでくるところが見られるのです。
この頃になると、ヒナも目覚めて枝をヨチヨチ動いたりして増々カワイイ。


昼間はヒナの様子を気にかける様子などなかった親フクロウが、日が暮れると急に飛び回り始めました。
さっきまで置物化していたフクロウとは思えない速さで。
そしてヒナに与える昆虫をくわえて戻ってきました。
DSC_4961.jpg


19:30頃1回目の給餌。
給餌は一瞬で終わり、餌を与えると親はすぐに飛び去ります。
本能とはいえ子育てしている姿に感動しました。

私たちは3回給餌を見て21時頃撤収しましたが、その後深夜まで合計5~6回給餌していたとのことでした。
DSC_4962.jpg

DSC_4939.jpg

祖谷の旅の続きを書こうかと思っているうちに時間が過ぎ新鮮味が薄れてしまった。
いろいろと面白いことがあったのですが、またの機会に書きます。

さて、日々じわじわと暑さが増してきて苦手な季節がやってきました。
寒さには意外と強いのですが、暑いと動きたくなくなってしまいます。


涼と鳥を求めて標高900mくらいの山で探鳥してきました。
ここは数年前初めてコルリを見た場所で、笹薮が続く涼しい木立の中を歩きます。
下界は30度越えですが、到着時は23度でした。
出会う人はほとんどなし。



ヤマガラ幼鳥がいました。
色が薄くて成鳥のヤマガラとは違って見えますが、動き方がヤマガラそのもの。

DSC_4653.jpg


コゲラも幼鳥かなぁ…
若干色が薄いし、表情もあどけない感じがします。



笹の中から声ばかりのウグイス。
久しぶりに姿をみました。


山頂からの眺めです。
今日も天気が不安定で、晴れ時々小雨、遠くで雷ゴロゴロ。
短時間で切り上げたせいか、コルリには出会えなかった。
まぁ、この時期はしょうがないか。
鳥のおかげで少し運動不足解消。
IMG_20210718_100938.jpg

2年前四国を訪れた時立寄ることができなかった、徳島県の祖谷渓に出かけました。
初日はどしゃ降り。

とりあえず橋を渡れば香川県。
香川といえば「うどん県」
夫の腸活の為、ふだんはほぼグルテンフリー生活の我が家ですが、香川に来てうどんを食べないなんてありえません。
ガイドブックに載っている有名店「やまうち」うどん店をナビに入れましたが、目的地周辺は竹藪でした。

どこにうどん屋さんがあるのだろう?
と、竹藪の山道を登っていくと超レアなお店発見。

IMG_6829.jpg

こちらは薪の火で仕込んでいるのだとか。
メニューは「あつあつ」と「ひやあつ」と「ひやひや」のキッパリ3種類。
ちなみに「ひやあつ」とは冷たい麺に温かいだしをかけたものなんだそうです。
私たちは「ひやひや」をいただきましたが、しっかりした歯ごたえのうどんでした。
グルテンバンザイ。
IMG_6824.jpg

その後は、寄り道をしながら徳島県の祖谷渓へ向かいます。
これが祖谷のかずら橋。
自分のイメージでは、秘境の渓谷にひっそりとかかる橋だと思っていたのですが、観光地なんですね。
この写真だって、かずら橋と並行してかかっているコンクリート製の橋から撮っているんです。

IMG_6837.jpg


雨の平日だったせいか誰もいません。
橋の通行料550円を払って渡らせてもらいました。
渡り始めてからすごく後悔…
遠くから見るのと違って、実際橋を渡ってみると足を置く木のすき間から下の川が見えてスリル満点。
濡れた木ですべりそう~とサイドのかずらにしがみついていると、夫がとっとっとと小走りで追い抜いて行きました。
揺らさないでくれ。
IMG_6841.jpg


かずら橋周辺でもうひとつ楽しみにしていた所があったんですが、残念ながらお休み。
ヤマガラって野鳥の中でも好奇心旺盛な鳥なのですが、手に乗るみたいです。
野鳥の餌付けは賛否両論あろうかと思うけど、是非とも手に乗せて近くで見たかったなぁ…
IMG_6854.jpg

あきらめきれずにお店近くで見ていると、ヤマガラが5~6羽頻繁にデッキに来ていました。
今日は休みらしいよー。
IMG_6874.jpg


秘境のホテルは泊り客が少なく、温泉ひとりじめでした。
地元の食材を使った料理が美味しく、久しぶりにのんびりと山の中を楽しみました。
IMG_6885.jpg

追熟させていた梅がいい感じの黄色になりました。
追熟といえば、今までポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れるとか、ダンボール箱の中で黄熟させるとかいろんな方法を試したことがあるんですけど、今回の方法が一番上手にできました。

さすが鳥撮り用三脚。違うか…

で、「梅干し漬けようっと!」と思った時、たまたま「やまと尼寺精進日記」を見ていたら、住職の梅しごとの最後の方にチラッと「梅みそ」なるものの画が出ました。

梅みそって何?

調べると、梅を味噌と砂糖に漬けて発酵させて作る調味料らしい。
これって絶対美味しいヤツですよ。

なので急遽、梅干し用の黄熟梅を少し使って作ってみることにしました。
前回の梅シロップの要領で、早く梅エキスを出すため梅を一晩冷凍します。


【材料】
黄熟梅(一晩冷凍したもの) 700g
みそ 700g
砂糖 500g


梅を洗ってヘタを取り、ひとつづつ水気を拭いてから一晩冷凍庫で凍らせます。
保存瓶を熱湯消毒し乾燥させて、まず凍った梅→砂糖→みそ、また梅→砂糖→みそとミルフィーユ状に3段重ねて最後はみそで終わり。
このまま数日置くと、浸透圧で梅果汁が出てきます。
1日1回混ぜて果汁が全部出たら梅を取り出して、果肉をフードプロセッサーにかけてみそと合わせます。
その後は冷蔵庫に保存となります。

使い方は、冷奴にかけたり、焼きナスにかけたり、ドレッシングを作ったりとなにかと重宝する梅風味の甘酸っぱい調味料になるのだとか…。
楽しみ~。
IMG_7040.jpg


梅干しはどうなったのかというと、一晩で梅酢もあがっていい感じ。
IMG_7039.jpg


夫が菜園で作ってくれた赤シソを収穫し,洗って水切り、塩でアク抜き後絞って入れました。
IMG_7047.jpg


赤シソは400g必要で、余ったらシソジュースも作ろうと思っていたけどちょうど使い切りました。
今年の梅の仕込みはこれで終了です。
IMG_7048.jpg