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山歩きが趣味だった夫はここ数年山走り(トレイルランニングというそうです)が趣味に変わり、今日はまた山へ行くというのでついていってみました。
山の駐車場で分かれ、夫は山を走り私は探鳥します。
 
この辺りを3時間くらい走ってくるそうです。ご苦労さんです。

 
残った私はこの辺りの雑木林に入って鳥を探します。
雰囲気の良い遊歩道があるのですが誰もいなさすぎて怖くて入れません。(>_<)
 

 
しばらく待つと二人組の登山者が入っていったのでこれ幸いと数十メートル離れてついていきました。
 

 
突然、コンコンコンと木を叩くような音が聞こえこれがもしやキツツキ類のドラミングかと音のする方を見ると、高い木の上にアカゲラが!
写真など撮れるはずもなくネットからお借りした画像ですが、まさしくこの鳥がいました。
今まで野鳥といえば茶色かグレーしかみたことがなかったのでこんな鮮やかな鳥との出会いが感動の瞬間でした。
 

 
わぁ~♪っと、ひとり盛り上がり双眼鏡で見たりしているうちに、鳥は木の幹を垂直に素早く移動して消えていってしまいました。
 
鳥が消えふと我に返ると雑木林には誰も人影がなくなり、怖くなった私は全速力で駐車場へ戻りました。


  ハァハァ ゼィゼィ…
 
野鳥よりまず山に慣れなくては… 汗
 
 
***** おまけ *****
 
わが家の「オカゲラ」は垂直移動せずもっぱら走り移動。 (^m^)
 

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先週初参加した探鳥会が思った以上に楽しかったので、性懲りもなくまた行ってしまいました。
今回は鷹の渡りを見るという探鳥会で、恥ずかしながら渡り鳥の鷹がいることも知らないまま参加させてもらいました。
 
場所は山のてっぺんの展望台なので360°視界が開けています。
この時期、ハチクマ、サシバという鷹が夏場日本での繁殖を終えて冬をすごす東南アジア方面へ渡っていくそうです。
その帰路を展望台から見送る形で確認する探鳥会なのです。
 
鷹の渡りを見るのはタイミングが難しいそうです。
雨の日は飛べないので鷹は待機し数もふくらんできます。
そして雨上がりの上昇気流に乗って1,000羽くらいの群で渡りが見られるラッキーな日もあるらしいのです。
しかし今日はこのところ晴天続きなのでどうなんだろう…?
 
 

 
鷹はこのあたりから現れるらしいです。
最初は点のような感じで現れて近づくにつれて急に大きく見えると聞きました。
 

 
そして、明石海峡方面へ飛んで行くということです。
 

 
バードウォッチングを始めて数分後2羽のサシバを確認しました。
こんなに高い場所で鷹を見るのだから鷹の顔を見られるのかと思いきや、遙か上空を飛ぶので1㎝くらいにしか見えないのですよ~。ちっちゃーーい!
 
花鳥園のバードショーのように頭スレスレを飛ぶのでは…というのは素人の妄想でした。(笑)
 
 
 
 
その後2時間以上何も起きませんでした・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
時折大型の鳥が見え、それがトビだった時のがっかり空気… (^^;
トビさん、何も悪いことしてません。(笑)
トビもいちおう鷹族ですし。渡らないけどね…
 
明日から2日間雨模様です。
きっと雨上がりには鷹の大群が見えるのでは…と、注意して空を見上げようっと
探鳥会初心者には見るもの聞くこと何もかも新鮮に染み込みます。


ハンディサイズの野鳥図鑑を買ってみたのですが実際野鳥を見ても全く判別できず一度探鳥会に参加してみることにしました。
 

 
私が参加させてもらった探鳥会は日本野鳥の会主催の定例会で、早朝コースはAM7:30現地集合です。(非会員も参加できます)
AM9:30集合コースもありましたが、鳥を見るなら早朝の方が良いだろうと思いカーナビを頼りにAM6:30に出発しました。
一緒に行くはずだった夫は急用ができた為私ひとりでの参加です。(^^;
 
場所は早朝の六甲山ですからきっと参加者は数人だろうという予想は大きくはずれ、少なくとも100人は集まっていてびっくりです。
 

 
説明の後3グループに分かれてたっぷり3時間バードウォッチングを楽しみました。
9月は「ヒタキ」と呼ばれる渡り鳥がよく見られるということで、見つけるコツは、言われてみればなるほどですがその鳥の食べ物を知り餌がある場所で待つのです。
 
ヒタキは小さい虫と木の実とのことで野鳥の会ガイドさんが案内してくれたポイントにはちゃんといるんですよ~。さすが!
 
*左の赤丸をズームした右の写真の真ん中に鳥がいるのがわかりますか?


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これはエゾビタキというヒタキの仲間で、カムチャッカ半島方面から北インド方面に渡り中だそうです。日本には住まない鳥とのこと。
スズメよりこぶりな鳥で、日本に寄ってたくさん餌を食べて20gの体重を30gに増やしてまた海を渡っていくそうです。
この小さいからだで6000kmも渡っていく鳥だと聞いてオバサン感動!
 
これがネットよりお借りしたエゾビタキの写真です。
実際見るとつぶらな瞳がとても可愛い鳥でした。
 

 
ふだん肩からまったく動かないオカメインコと暮らしている私には野鳥の動きは速すぎて遠すぎて見えません~。
まわりの方に教えられても双眼鏡で位置を合わせている間に消えてしまっていて、慣れている人には見えても自分は全く見えなかった鳥の多いこと…
案内人の方のスコープをのぞかせてもらうとまるで図鑑の中の鳥がいました。
 

 
山道を歩く間も、ひと声鳴いただけで「あっ、アオゲラ!」などと声の方角を双眼鏡で追いかけたり、一瞬で消えた鳥を「ホオジロのメスでした」なんて軽く仰る姿に尊敬の眼差しを送りました。
 
まったく想像以上に・・・
やるな~、日本野鳥の会。
 
結局3時間で23種類の鳥を確認したということです。 
私は3種類かな…?
 
野鳥に関して不案内な自分には新鮮な驚きの1日でした。