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故郷郡上八幡では7月半ばから9月初旬まで、今年はのべ54日間、32夜郡上踊りが開催されます。
中でも圧巻は盂蘭盆の4日間の徹夜踊りです。
私たちも帰省の折,10時過ぎから徹夜踊りに出かけました。

夜店もいっぱいでています。
私がいちばん面白かったお店は「きゅうりの一本漬け屋」。
漬け物にしたきゅうりがまるごといっぽん串に刺して氷の上にのせて売られてます。(一本200円)


郡上踊りはお囃子の山車を中心に唄もお囃子も32夜ずっとライブなんです。
私は独身時代、地元の企業に勤めていた期間があるのですが、私の上司はこの山車で三味線を弾いている方でした。
この方は夏になるとあまり出勤されない…
欠勤理由は「眠たいzzz」でした (^^
徹夜踊りでない夜も毎夜10時ごろまでライブしているんですから、暗黙の了解でしたが・・・


普通、盆踊りとは櫓なりを中心に広い場所で輪になって踊りますが、郡上踊りは狭い町の路地で行われるため道幅だけのほとんど平行な輪になります。
反対側の人がとても近くて知り合いに会ったりします。

山あいにお囃子、下駄の音、川の水の音がこだまして独特の雰囲気です。


踊りの種類は10種類。
テンポの速い踊りもありますが、私は郷愁を覚える少しもの哀しげな曲調のものがこの町のたたずまいにしっくりくるように感じます。
毎日この山車が町を移動し路地を変えて夏中行われます。
山車の向かって左側には演奏中の曲名が表示されます(現在「春齣」)


私たち(夫と次女)は午前1時頃で疲れて帰りましたが、おじゃま犬さん(弟)と長女は2夜連続で朝まで踊り、その後数日間筋肉痛に悩まされましたとさ。(^^


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やっとお盆。
夫と子供達もやってきました。
ブログ友達のおじゃま犬さん(弟ともいう)もやってきてみんなで恒例の鮎BBQの始まりです。
今年は母が動けないので準備、後片付けも協力してもらいました。

竹製の串作りはいつも父が竹を切って作っています。
鮎を串に刺す係はいつも弟。ひれ等には多めに塩をふっておきます。(鮎は全部で23匹)


夫が炭の準備をして、さぁ焼き始めます。


焼けた鮎は朴の葉にのせて・・・
とっておきの地酒(母情「しぼりたて」生詰)とともにいただきまーす。
このお酒は限定販売で最後の一本だったらしく、とろりとまろやかな甘口でした。
冷蔵庫できりりと冷やして、これも父手作りの竹のコップでいただきました。


その他、とれたて茗荷を焼いたものも美味でした。
最後は焼きおにぎりでシメでしたが、私はもうおなかいっぱいで食べられませんでした。
余った鮎は明日鮎ぞうすいにする予定です。


母は足にギブスをしていますが、座って作った(←言うことを聞きません・・)毎年恒例の葉とうがらしを紹介します。
これが激辛とうがらしです。


まず葉を摘み取り洗います。(葉には辛みがありませんが独特の風味があります)


次に茹でてしぼり、激辛とうがらしも刻みます。(実を入れすぎると辛くて食べられないのでほどほどに・・・)


鍋に醤油200cc、みりん150ccを入れて汁気がなくなるまで煮詰めます。


できあがり!甘辛風味にピリッとした辛味が効いて温かいご飯にぴったりです。
その後激辛とうがらしの醤油漬けも作ったため、母は手にピリピリと熱い痛みがきて保冷材で冷やしていました。
あと二日間くらいは手が熱いんだとか・・・キャー、作るの怖い!