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思いもよらず夫がガンに罹患し、免疫力を高めるため腸に良いことだけを続けてきました。
ヤフーブログが終了する前に今までの経過をまとめてみました。

この食事療法は、手間がかかり最初は「もう無理!」の連続でしたが、やはり命がかかっていることだけにやらずに後で後悔したくない気持ちだけで前に進みました。
納得する為に多くの本を読み夫に合うように変え、同時に日々変わっていく自分の体調に驚き今に至っています。
前にも書いたことがありますが、この腸活はひと言で言えば昔の日本の食生活のようなものです。
 
  1. 水溶性食物繊維を意識して摂る
  2. 発酵食品を常食する
  3. 小麦製品を控える
  4. 本物の調味料を使う
  5. 善玉菌を優勢にする為食品添加物を避ける
  6. 肉・卵は選んで少なめに摂る
  7. 米は五分づき米に雑穀を混ぜて炊く
  8. できるだけ無農薬野菜を使う
  9. 日々の食事と排便を記録する
  10. 乳製品を摂らない(腸活ではなく、性ホルモンに起因する乳がん・前立腺がんに関しては乳製品を避けた方が良い為です)
 
もともと便秘症だった夫の変化
・ほぼ毎日朝食後にトイレに行けるようになった
・ガス(オナラ
)が無臭になった
・鼻炎が改善してティッシュ消費量が激減した
が、毎日がスッキリ快便というわけでもないらしいのです。
そこで他にも寒天生活やもち麦生活、オリーブオイル生活も試してみましたが、思ったほどの効果なし。
 
一方、興味本位で同じ食生活をしてみた私の変化
・自分は便秘ではないと思っていたけれど「快便」の概念が変わった→便の質と量が昔とは全く違う
・食べたものが便となって排出されるまでの滞在時間がとても短くなった
・腸が絶好調だと皮膚がなめらかになる
・たまに添加物が多い食品を食べると翌々日あたりに口内炎ができる
 
ふたりに共通する変化
・たまに外食すると後で口の内側が腫れぼったい感じになり、食事中に噛んでしまう
 

同じ食事をしていても夫と私の変化の違いって何なのだろう?って考えます。
・ガンの放射線治療で全骨盤照射した為、腸へのダメージが大きかった
・私が0からのスタートだとすれば、便秘持ちの夫はマイナスからのスタートだった
・それなりに改善しているものの、私と比較して効果が薄く感じられる
 
そこで
まず、便秘外来に行って相談をしました
便秘外来では通過障害(腫瘍など)がないかCTを撮りましたが問題なし。
腸が普通より長いことと、ぜん動運動が弱いとのことで下剤を処方されただけでした。
 
次に、消化器内科に行って大腸内視鏡もしました。
放射線治療により腸壁に多少炎症があるものの、こちらも問題なしでした。
ただ、放射線治療の影響はこの先10年くらいは続くらしく、来年も内視鏡検査を受けて経過観察が必要なようです。
 
 
 
これは食事以外に何か原因があるかもしれないと思い始め、日々のチェックシートを見て気づいたこと。
 
いつも週末に向かって快便になる
 
ということは、便秘は自律神経の影響もあるのでは?
週の初めって誰もが仕事への緊張(ストレス)があります。
気持ちがリラックスしていないと便意も起こりません。
便秘症の人って、
・神経質な人
・心配性な人
・真面目すぎる人        
・ストレスに弱い
・努力家
だそうで、これ全部夫に当てはまります。
もうひとつ付け加えるなら「完璧主義者」。
要するに、自律神経が安定せず交感神経が優位になりやすい人なのです。
 
 
たかが便秘…は、最初考えていたほど一筋縄ではいかないものでした。
でもストレスの原因であるらしい「会社」もゴールが見える年齢になりました。
長かった便秘歴に対して改めた時間はわずかなもので、じわじわと腸内環境が良くなってきていることは明らかです。
腸活なんて偉そうな言い方ですけど、普通の和食なので慣れてしまえばずっと続けられます。

乳がん・前立腺がんの原因のひとつとして「食の欧米化」があげられています。
ガンは医療(標準治療)なくして食事療法だけでは治らないと思っていますが、せっかく完治と言われるところまでたどりついた命ですから、腸の為というだけでなく再発予防としても今後も食に関して慎重に生活していくつもりです。

※追記
2019.3月下旬頃からなぜか急に日々快便が続いています。
最初は一時的なものかと思っていましたが、気づけばもう一か月以上快腸です。
3年半続けた食事療法が効いてきたのかな?
快腸になった理由をいろいろと考えてみたのですが、最近変えたことは自家製豆乳ヨーグルトを摂ることをやめて、自家製甘酒にしたことぐらいです。
発酵食品が腸に良いということでできるだけ自家製の発酵食品を摂っていますが、そのひとつである豆乳ヨーグルト。
種菌を変えてみてもあまり効果を感じられないことと、冬場に冷たいヨーグルトってどうなんだろうと疑問を感じて温かい甘酒に変えたのです。

毎朝気持ちよいお通じがあり、本人とても気分良く出勤していきます。
以上、自分の覚書きです。


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食事療法を始めようと思ったきっかけは、ガンを発生させた体内環境を変えなくてはという気持ちからです。
でも医者の治療を邪魔しない食事療法にしなくては…
とにかく腸に良いことをいっぱいやって免疫力の底上げをして、治療がよく効くからだを作ろうとやってきたことを書きます。
 
1. 食物繊維を摂る
・特に水溶性食物繊維を意識して摂る
・毎朝一杯のスムージー + オメガ3脂肪酸 …これは以前記事に書きました
・基本一日三食ごはん食

とある日の弁当です。
食事療法って言っても別に変わったものは食べていません。(笑)
塩分制限もしていません。
この日は、ブリ大根、南瓜の塩麹煮、カブの間引き菜ナムル、枝豆入だし巻き、黒米入り五分づき米、味噌汁です。



 
 
2. 発酵食品を常食する
・自家製豆乳ヨーグルト、自家製甘酒を常備し、その他発酵食品は多数摂るように心がける
・腸内細菌のエサになるオリゴ糖も忘れずに
・自家製ぬか漬け→手入れが足りず挫折→「三五八漬け」に変更


「三五八漬け」という麹漬けは手間がかからず、美味しいつけものができます。セロリ、カブ、ニンジン全部自家製野菜。(写真は昨年冬に撮影)

 














 
 




3. 小麦製品をできるだけ避ける
・小麦に含まれるグルテンが小腸を通過する際、腸壁に炎症をおこすという本を読み、すべての人にあてはまることではないとは思うものの、腸に良いことだけをする方針でグルテンフリー生活をしています

・小麦製品は、高血糖と低血糖の急激な変化で炎症をひきおこし、ガンを活性化させることもあって避ける
 
 
4. 善玉菌を優勢にする為、食品添加物を避ける
・ほんものの調味料を使う…近くに自然食品の店がないので生活クラブで購入。
・加工品、調理品を買わず、材料から作る
・だしは煮干し、かつをぶし、昆布
 
国産・減農薬・無添加食材を扱う生活クラブはちょっと割高になりますが、こちらも必死なので入会しました。
毎日使う調味料だけは本物にこだわりたかったので、最初は調味料と自家製ニンジンが採れない時期に無農薬ニンジンを購入していました。
現在は調味料と、ニンジンと量は控えめながら肉類、卵その他興味をひいた食材を購入しています。

 
5. 抗生物質を避ける(動物や養殖魚の餌に入っています)
・魚は養殖魚を避けると、主に青みの魚や小さくて丸ごと食べられる魚になります
・肉・卵は、選ぶ基準がわからなかったので生活クラブで購入


スーパーの干物が酸化防止剤が入ったものしかなかったので、
自分で作ったハタハタの干物(笑) 予想外に好評!

 
 
6. 米は五分づき米に雑穀を混ぜて炊く
・パン食をご飯に変えただけで便秘も改善傾向になる
・玄米食をしばらく続けてみたものの、夫の便秘が悪化してやめました
 
7. できるだけ無農薬野菜を使う
これは正直、家庭菜園をやっていて本当によかったと感じました。
季節の野菜を食べています。
最近は、動物性堆肥を使わず植物性のみで堆肥やぼかし肥を作っているので、さらに安心な有機栽培の野菜のつもりです。

8. チェックリスト
とあるガン本でみた食事のチェックリストをわが家仕様に作り替えて、1日A4用紙1枚に記入しています。
その日やったことや、小さなからだの変化なども記入。

食事療法って、入れた(食事)内容が中心になりがちですが、食べた結果つまり出した方(便)のことも記録しています。
元々、夫の便秘症を治したいという目的があったので、便量を量ってみました。
方法は、トイレの前後に50g単位で測れる体重計に乗るだけです。
遊び感覚で、意外とおもしろい結果がでます。

記入した3年分のチェックリスト



夫が治療法について調べ始めたので、自分は食事療法を調べはじめました。。
今まで風邪すらひかない家族だったので、健康関連の本を読んだことがなく、初めて書店や図書館の病気本ゾーンに行ってみると、めちゃめちゃたくさんの本がありました。
 
ガンの食事療法で有名なゲルソン療法とか済陽式は、無塩の食事や大量の野菜ジュースを摂るなど、とにかくキビしすぎて私には無理っぽい。
私はガン本人向けの特別食でなく、家族全員同じ内容の食事を考えていたので美味しくないと続かないのです。
 
 
書棚は「〇〇でガンが消えた」など刺激的なタイトルが目につきます。
どれを読むべきなのかさっぱりわからなかったので、とりあえず片っ端から読んでみた。
すると、ある本で良いとされる食事法が違う本では全否定なんてことばかり…
読めば読むほどブレるんです。


 
 
そもそも食品でガンが消えることなんて、まれに奇跡が起こる人以外無理な話なんじゃないか。
なので刺激的タイトルのガン本はやめて、病気予防の食事法の本を読みあさるうちに、腸を整えると免疫力があがるということをいろいろな方が書かれていました。
免疫力があがればば治癒力も高まり、医者の治療もよく効くのではないか。
やっと自分が進むべき方向が見えたような気がしました。
 
どうやら「腸」が健康のキーワードらしい
 
そういえば、夫は昔から便秘症だったなーっと思い出したので、まず便秘を治そうと考えました。
たかが便秘。
本気で食事を改善すれば、数ヶ月で治るだろうとなめていました。
家族みんなで食事療法をやってみたらどんな効果がでるのだろうと興味もあったので、とにかく前に進んでみました。

長くなるので詳細は次回につづきます。

さて、ステージ4に片足つっこんだ状況は落ち込んでいるヒマはなく行動を起こさねばと、夫は治療法を調べ始め、私は生活全般(主に食事)を見直すことにして、本やネットで病気の勉強を始めました。
幸いにもホルモン治療期間は最初6ヶ月間もあったので、ガン初心者にとって勉強する時間はたくさんありました。

精密検査した病院で5年生存率を尋ねたところ90%以上とのことでしたが、5年生存って元気な人ばかりではなく、再発してどんな状況であれ生きてさえいればカウントされます。
そう考えると生存率って参考程度にみた方がよさそうです。
ちなみに最初の病院で治療を続けていたら50%以上の確率で再発していたとのことです。
高リスク患者が再発したらその後は薬で延命しかなく未来はありません。
私たちが望むのは再発しないことで、できれば完治することです。
それには1回目の治療法選択に全力を注ぐことが重要になってきます。
 
調べていくと前立腺がんの治療法はいろいろあるのですが、夫のように高リスク患者だと3種類くらいに絞られます。
決め手がなく迷っていたところ、近所の書店で偶然購入した一冊の本で運命が変わりました。
その本がこちら。


高リスクの前立腺ガン患者に有効な治療法(トリモダリティ)で非再発率の高い治療をしている病院があるらしい…
トリモダリティとは、ホルモン治療+小線源治療+外部照射の3本立てのガン治療です。
ただ残念なことにその病院はうちから100km以上離れていましたが… 
 
まずは本に載っていた医師宛メールでこちらの病期をお伝えしたところ、すぐに返信が届き検査データを持参して診察にきてくださいとの内容でした。
面識もない医師に直接メールすること自体かなり迷った末の返信だったのでとてもうれしく、それまで暗闇だった気持ちに一筋の光が差し込んだようでした。
 
指定された診察日にはふたりで伺いました。
そして医師から聞いたのは、微少転移さえなければ完治可能ですとの言葉でした。
しかし、小線源治療の順番待ちが130番目とのこと。
遅まきながら、そんなにカリスマ医師だったのかとやっと気づいたのでした。
なので治療まで約一年待ち?を覚悟していたのですが、夫の年齢が若いこととスーパーハイリスクの状態を加味していただき初診から数ヶ月後に小線源治療を受けることができました。
ふつうガンだったら数ヶ月も待っていたら進行してしまうって思いますけど、前立腺がんの場合ホルモン治療でとりあえず進行を止められるのです。
 
小線源治療は、3泊4日で退院できました。
弱い放射線を出す線源(直径1㎜、長さ6㎜)を、前立腺に(夫の場合浸潤している精嚢にも)埋め込んで内側からガンをやっつけるという手術です。
人によって埋め込む線源の数は異なりますが、50~100個くらい埋め込みます。
この線源は永久に患部に埋め込んだままで、1年かけて放射線はだんだん出なくなります。
入院中患者は個室に缶詰となり、被爆する為家族は会うことができません。
 
小線源手術1ヶ月後、今度は外部照射となります。
小線源治療でからだの内側から前立腺を放射線の雲でおおう状態にしてガン細胞を死滅させ、次は外側からわりと広い範囲に放射線をあてるのです。
夫は微少転移の疑いもありそれをたたく意味もあって、骨盤全体に照射となりました。
放射線治療って通常は毎日病院へ通うものなのですが、うちの場合遠方なので、会社を40日ほど休んで入院しました。
外部照射が始まって食欲減退にはなりましたが、その他はすこぶる元気で毎日病院周辺をジョギングしていたらしいです。
ジョギングする入院患者って… 笑
 
そして2016年9月初旬に退院、その後6ヶ月間ホルモン治療をして2017年3月にすべての治療を終えました。
小線源治療は、手術と言ってもメスを入れるわけでもないので、いつもどおり会社で仕事をして、休日はスポーツしたり、野菜を作ったり、時々旅行したりと全く普通の生活を送ることができました。
 
そして、2018年9月の検査で腫瘍マーカーが理想的な経過で下がり完治確定となりました。
ガンの寛解って少なくとも5年くらいみないとわからないと考えていただけに、早すぎる確定はうれしさと戸惑いが半々といったところです。
これからも油断せず経過観察を続けようと思っています。



ガンに罹患したという記事がなかったのに、唐突に「完治しました」もおかしな話です。

この度夫の前立腺ガンが完治しました。
(何度か闘病のことを書こうとしたのですがどうしても無理でした。)
この3年間、夫の病気を治したい一心で自分なりにできることをやってきました。
命がかかっていると思うと何でもできるもんです。
まだまだ闘いは続くと思っていたのですが、今月の検査で完治確定をいただき、正直キツネにつままれたような気分でまだ信じられません。
もしも同病の方の参考になるのなら、どのようにして完治に至ったかを書きたいと思います。

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夫は2015年春、会社の健康診断で前立腺ガンが見つかりました。
それまで前立腺ガンのPSA検査というものを受けたことがなく、その年から新たに加わった検査を受けたらいきなりPSA=50という数値だったのです。
私もPSAって何?というレベルだったので、「50」と聞いてもガンと結びつきません。
というか、そもそも前立腺という臓器もよくわかっていなかった。
後で知ることになりますが、PSAの上限は「4」で、夫は10倍以上の数値だったのです。

最初は前立腺肥大の治療薬をしばらく飲んでPSAが下がるかみたのですけど効果ないようで、いよいよガン疑惑が濃くなりました。
MRI検査であっさりガン確定。
ガンは確定したものの、ガンの精密検査って病期が決まるまでその後1ケ月以上検査が続きます。
1泊2日入院しての生検は、前立腺に針を10本以上打ち採種した細胞にがん細胞がないか調べます。
造影剤CTでリンパ転移を調べたり、骨シンチグラフィーで骨への転移を調べたり、その他よく思い出せないけれどあらゆる検査を受けることになります。

夫は昔からからだが丈夫で体力もあった為健康を過信していたところがあり、突然のガン告知は今まで経験したことがない衝撃でした。

心臓が飛び出しそうになりながら聞いた検査結果は、「T3bN0M0、グリソンスコア8」。
これはどういう意味かと言いますと、「T3」とはステージの分類で軽い方からT1~T4まであるうちの3ですからステージ3ということになります。
(ステージ4は転移ありで完治不可能)
「b」とは、ガンが前立腺の被膜を破って進行し、隣の精嚢まで浸潤しているということ。
ちなみにT3bの次はT4なので、ステージ3の末席です。
ガン初心者なのに、いきなりの崖っぷちです。
「N0」とは、リンパへの転移なしということ。(リンパ転移があると「N1」となります)
「M0」とは、骨への転移なしということ。(骨転移があると「M1」となります)
「グリソンスコア8」というのは、がん細胞の悪性度で2~10までありますが、「8」の高リスク。

かろうじてリンパと骨への転移はみられなかったものの、医者曰く画像には小さななガンは写らないのでPSA50という数値からみても微小転移がありえる…とのこと。
ともかく、前立腺だけでなく精嚢への浸潤があるゆえ手術不可能。
治療は、ホルモン治療で男性ホルモンを止めてガンを小さくした後、放射線治療が一般的という話でした。
早い話、ステージ4に片足突っ込んだスーパーハイリスクの状態でした。トホホ

ガン素人に手術不可能という言葉はなんとも辛く、その時は「もう治らない=死」という意味に聞こえました。
眠れない夜は続きます。